赤ちゃんの口内炎!食事に原因?対処法と予防法まとめ
赤ちゃんが急におっぱいを飲まなくなったときには……
元気そうな赤ちゃんが急におっぱいを飲まなくなった!原因が分からず慌ててしまいますが、ふと口の中を見ると白やピンクのポツポツが。
そう、口内炎ができてしまったのです。
そうなると、痛がって水分を取ってくれなくなることもあり危険です。
大人でも痛くて不愉快な口内炎。赤ちゃんがかからないようにするためには、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。
口内炎になるのはどんなとき?
口内炎は口の中の粘膜に炎症が起こってしまう症状で、見てみると舌や頬の内側、歯茎や唇などに白やピンク色の腫れ物ができているのがわかります。
口内炎は体力や免疫力が落ちてしまったときにできやすく、おっぱいや水分、食べ物を取りたがらず不機嫌になったり、よだれが増えたり、口臭がしてくるときもあります。
赤ちゃんにはアフタ性口内炎が多く、この場合にはピンク色で真ん中が白くなっている腫れ物が口の中のあらゆる場所にできます。アフタとは6mm以下の大きさの潰瘍のことで、あとが残ることはありません。おもな原因は細菌による炎症で、痛みが強いのも特徴です。体力、免疫力が落ちてきているときや、栄養不足などの原因が考えられます。
ほかにも、
ヘルペスウィルスにより発症するもので、生後7ヶ月くらいから見られる。口内炎だけでなく、歯茎が腫れたり出血したりすることもあり、多くの場合発熱もみられる。
カンジダというカビの一種によるもので、口の中に白い苔のようなものが見える。この苔を取ると粘膜が赤くただれていたり、また口角が切れてしまったりすることもある。
ウィルスの感染により、高熱が出て喉にたくさんの口内炎ができてよだれが出ることが多い。高熱は4日ほどで引くが、口内炎は治るのに1週間以上かかる場合もある。
ヘルパンギーナと同じウィルスが原因で、高熱、口内炎のほかに手のひら、足の裏などに発疹ができるが、この発疹には痛みはない。口内炎は頬や唇の内側、舌にできることもあり、痛みをともなう。
などの口内炎が赤ちゃんにもできやすいようです。
赤ちゃんが口内炎になってしまったら
痛みでおっぱいを飲んでくれなかったり、離乳食を食べてくれなかったりして水分が不足してしまうことがあるので、根気よくこまめに与えてみることが必要です。脱水症状を防ぐために、あまりにも受け付けてくれないときには病院で点滴などをしてもらって水分補給することも考えた方がよいでしょう。
また、塗り薬を処方してもらうと口内炎が早めに治ることが多いようです。
口内炎を防ぐためには
まずは赤ちゃんをウィルスに感染させないように、触れるときにはよく手を洗うことを心がけましょう。
口の中を清潔にすることも大切ですので、お茶やお水を飲めるようになってきたら、食後や授乳後には飲ませるようにして、口の中をきれいにしておきましょう。そのほかにも、ストレスがかかるような状態においたり、疲れさせすぎたりせず、体力が落ちないように気をつけてあげることも大切です。
おわりに
毎日子育てお疲れ様です。
まだ話のできない赤ちゃんが口内炎で痛い思いをしてしまうのは本当にかわいそうですね。普段から予防できることはしてあげたいものです。
ただ、気をつけていてもかかってしまうことはあると思いますので、そんなときにはあまり自分を責めず、いつも以上にこまやかにお世話をして早く治るようにしてあげてくださいね。
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