ママカーストってホントにあるの?!ママさんの実態まとめ
私の周りにもあるの?ママカースト
耳にするたびに気になってしまう、「ママカースト」という言葉。
ママたちがおたがいに査定しあって同じくらいの生活レベルの人どうしでグループをつくり、それがいくつもの階層になっていることを指すらしいのですが、本当にそんなことがあるのでしょうか。
ママカーストの意味は?
「カースト制度」とは、もともとはヒンズー教の厳しい身分制度のことで、ママたちの社会の中で一度「身分」が決められるとなかなか変えることができなかったり、ほかの「階層」の人たちとのつきあいも難しくなったりすることからそう呼ばれるようになったようです。
ママカーストの上位にいるとされるグループは、親やその前の代からの資産家であるなど裕福な家庭が多く、その他のグループも生活レベルに応じて階層分けされているといわれます。
また、グループ内でもリーダー格のママをトップにランクがあるようです。そして、たとえばベビーカーをみんなで同じブランドでそろえるなど、仲間の生活レベルからはずれないように必死になってしまうというような話も聞きます。
ママカーストにおける査定の項目は夫の学歴、収入、住んでいる地域や家、マンションであれば何階に住んでいるのかや、服や持ち物のブランド、子どもの成績、習い事の習熟度など多くあり、一定の基準をクリアしていなければ自分たちのグループに入れないこともあるそうです。
たとえば、新しい人が引っ越してきたときにまず子どもを遊びに行かせて、家のようすや主人の職業などさまざまな情報を集めさせ、グループに入れるかどうか審査するという話もあります。すべての地域でこのような状況があるとはいえないと思いますが、多くの人たちの話を聞くと、「あるところには本当にある」というのが現実のようです。
ママカーストができてしまった原因は?
女性どうしの格付けに関する本も執筆している少子化ジャーナリストの白河桃子さんは、
巻き込まれないためには
ママカーストにしばられ、グループから脱落しないように必死になっているのはごく限られた人たちでしょう。このような人たちには関わらず、つきあわないようにするのが一番よいように思います。
生活レベルなど外面のことではなく、人間性に重点をおいたつきあいができる人は周りに必ずいると思います。そのような人たちとつきあい、助け合って子育てをしていくほうが子どもにとってもいい影響を及ぼすのではないでしょうか。
ただ、「気づいたら巻き込まれてしまっていた」という場合もあるかもしれません。そのときには、勇気を持って抜けることが必要だと感じます。常におたがいを査定しあったり、狭いグループの中で一定の基準に合わせるためにキリキリした生活を送りたいとは誰も思わないでしょう。
もっとお互いを思いやれるようなつきあいのできる人はほかに必ずいます。
おわりに
毎日子育てお疲れ様です。
昔からママどうしの間で生活レベルの差というものは確かにあり、同じレベルの人と仲良くなりやすいということもあったと思います。ただ、ほかのグループの人を排除したり、同じグループの人に合わせようと必死になったりする人は少なく、みな同じ子育て仲間として助け合っていたように感じます。現在でも、そのようなつきあいをしてる人たちのほうが実際には多いでしょう。
高い学歴や収入も豪華な家も、高級なブランド物も、子育てにおいては「子どもが健全にまっすぐ育つためには関係のないこと」と言えるのではないでしょうか。
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