新米ママ必見!「溜まり乳」が痛い!原因と対処法まとめ
「溜まり乳」がすぐ張ってつらい…対処法は?
母乳がいっぱい出るのはうれしいけれど、すぐに張ってきて痛くてしょうがない。
そんなときにどうすれば痛みが治まり、赤ちゃんにも新鮮でおいしい母乳を飲ませてあげられるのか、「溜まり乳」の原因や対処法についてまとめてみました。
「溜まり乳」の特徴、原因は?
一般的に「溜まり乳」と呼ばれる状態は、母乳の分泌がよく、少し授乳間隔があくと張って痛くなったり、漏れてきたりする場合を言うようです。
反対に、赤ちゃんが吸うことによって母乳が分泌されるのでそれ以外のときにはあまり母乳が生産されず、乳房が張ることが少ない状態は「差し乳」と呼ばれています。
「溜まり乳」の場合、張ると痛みがあるほか、乳腺がつまるなどのトラブルが起こりやすくなるようです。
トラブル回避のための対処法は?
■水分の摂取を控える
水分の取りすぎは過分泌を引き起こしますので、控えめに取るようにしましょう。
■授乳間隔は2~3時間を目安に
4時間以上間を空けないようにしてください。
母乳ができるとき、湧き出てくるような「催乳感覚」があります(個人差があるので、感じない人もいます)。2~3時間ごとに新しいものができるようになっていますので、この感覚にしたがって授乳をするのがトラブルを減らす秘訣ともいわれます。
目安としては、夜間も2回以上、1日に8回以上です。夜中に赤ちゃんが起きないという場合には、少しマッサージをして乳輪を柔らかくしてからそっと口に含ませると飲んでくれることが多いようです。
夜中の授乳がないと次の朝の張りやしこりがひどくなりますので、眠くて大変ですががんばって飲ませる方がよいでしょう。
■食事にも注意
食事は母乳の質にダイレクトに影響します。脂肪分の多いカロリーの高いものは避け、和食中心にあっさりとしたものを食べるように心がけてください。
白米やうどん・そば、豆腐やみそ、鶏肉や白身魚など、
また、海藻類や根菜類、植物油などがおすすめです。(卵は1日1個までにしておきましょう)
もち米、玄米、ラーメンやパスタ、菓子パン、乳製品、牛肉、豚肉、青魚、動物油やマヨネーズなど
脂肪分や砂糖の多く入ったチョコレートやお菓子、スナック菓子、ファーストフードなど
また清涼飲料水やカフェインの入った飲み物、アルコールは授乳中は控えましょう。
■血行をよくする
血行が悪いと溜まり乳になりやすい傾向があるようです。ストレッチやヨガなどの運動をして筋肉をほぐし、血行をよくしておきましょう。とくに肩や肩甲骨周りのストレッチはよく効くようです。
■搾乳しすぎない
搾乳しすぎると、その分また母乳が生産されてしまうので、あまりしすぎないほうがよいようです。あまりにも張って痛かったり、しこりやつまりが気になったりするときや、赤ちゃんが飲みづらいと思われるときには軽く搾るとよいでしょう。
とくに新生児期には頻回授乳(1日10~12回以上)を心がけ、なるべく赤ちゃんに飲んでもらうのが一番よいといわれています。
■つまりやすい場合は乳腺マッサージを
食事などに気をつけていても体質的に乳腺がつまりやすい方は、マッサージが効果的のようです。助産師さんなどにお願いして教えてもらい、自分でも実践するとよいですね。
おわりに
毎日子育てお疲れ様です。
母乳育児の場合、出過ぎても出なくてもさまざまな悩みが生じてしまうものですよね。でも、卒乳や断乳までの期間は長くても2年ほどです。また、二人目以降ではトラブルが減ったという声もよく聞かれます。
一人目の場合、赤ちゃんもお母さんも初心者ですから、息が合うまでは大変かと思いますが、赤ちゃんが上手に飲めるようになるにつれトラブルも少なくなるようです。今は周りの人たちの助けを借りながら乗り切ってくださいね。
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