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よだれでベタベタ!赤ちゃんのよだれの役割とトラブル対策

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【赤ちゃんのよだれの役割ってご存知ですか?】

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赤ちゃんのよだれって気になりますよね。
私も実際に赤ちゃんと過ごしてみるまでは、こんなに赤ちゃんがよだれを出すとは思っていませんでした。
したたるように流れ出るよだれで洋服がぐっしょりぬれたり、自分の服も汚れたり……
また、個人差もあるので、自分の子供が多かったりすると心配になったり……
でも実は、よだれが出ることは悪いことではなく、赤ちゃんにとって大事な役割もあるのです!
今回は、そんな、赤ちゃんのよだれについてまとめてみました。

【よだれとは?】

よだれとは、口から分泌される唾液のことで、赤ちゃんだけではなく、
子供でも大人でも誰でも分泌されています。
赤ちゃんが1日に分泌する唾液は1.5リットル!
こう聞くと多いですが、大人でも同じくらいの量は分泌しています。
大人の場合はほとんど飲み込んでしまうので目立たないだけ。
よだれが多いからと言っても口の病気ではないので安心してください!

【よだれが多くなる時期】

よだれが多くでるようになる時期は、色々なものに対して好奇心が芽生え始め、
何でも口に入れるようになる生後4ヶ月ころから。
ただ、早い子だと生後1ヶ月頃から多くなってくる赤ちゃんもいるので、やはり個人差はありますね。
また、こちらも個人差はありますが、よだれが多い時期は、だいたい1~2歳程度まで。
そう考えると結構長い間よだれとはお付き合いすることになりますね。

【よだれの役割】

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実は、よだれ(唾液)には色々な役割があります。

・口の中を掃除してくれる
一番わかりやすいですが、唾液は食べ物の残りかすを胃まで流してくれます。

また、物理的に物を流してくれるだけではなく、唾液には殺菌作用もあり、
細菌を減らしてくれるのです!
口内の傷から病原菌が体内に入るのを防いだり、歯周病や口内炎を防いだり、口臭を防いだり、
なんて良い働きをするんでしょう!

・歯を再石灰化して虫歯予防に

虫歯は、糖によって元気になったミュータンス菌が歯を溶かし、
そこから虫歯菌が歯の内部に入り込んで起こります。
再石灰化とは、溶け始めた歯を元に戻すことを言い、唾液によってその働きが促進!
また、食後、酸性になり溶け始める歯の表面に唾液が流れることで、
歯の表面がアルカリ性に変わり、虫歯予防にもつながります。

・食事の手助け
唾液は消化を促進する働きもあります。でんぷんを消化しやすくし、
また、食べ物を喉に詰まらせないように胃まで届ける優れた運搬屋なのです!

【よだれが引き起こすトラブル】

こんなに大事な役割があるよだれですが、トラブルを引き起こしてしまうことも!!
よだれが多い時期以下の2つのポイントに気をつけましょう。

・肌荒れ
よだれで口の周りはもちろん、頬までべったべた!なんてことはしょっちゅう。
実は唾液の中には肌荒れの原因になる消化酵素や塩分などが含まれており、
放置すると肌荒れに発展してしまいます。
よだれで口の周りが汚れていたら、濡らしたガーゼハンカチなどで優しく抑えるように拭きとってあげ、
特に冬場は保湿クリームを塗るなどするといいでしょう。

・衛生面
よだれは放置すると雑菌が繁殖したり、べたべたと他のゴミが付着したり、
衛生的にもマイナスが部分が。
まだ寝るのが中心の頃はよだれが流れて顎の下にたまったり、耳の方まで流れたりします。こまめにチェックして拭きとってあげましょう。
また、スタイをかけてよだれでしめってきたらこまめに交換したり(洋服を着替えさせるのだと大変ですからね!)、
抱っこひもには「よだれパッド」をつけるなどして、なるべく清潔に保つようにしましょう。

【よだれが多くても安心してください!】

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以上、赤ちゃんのよだれに関して、でした。
よだれが多くなる時期が早くても、遅くても、量が多くても、
よだれは赤ちゃんのために色々な働きをしている優れ物。
あまり心配しすぎなくても大丈夫ですよ。
ただ、肌荒れや衛生面には気をつけて、また、洗濯物も増えるのでお母さんは大変かと思いますが、
心を広く持って赤ちゃんのよだれに付き合ってあげて下さいね。

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