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スティーブ・ジョブズが子供にアイフォンを触らせなかった理由

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子ども×スマホ=〇?それとも×?

今日は、コラム記事の掲載です。

この時代に子供を育てるには前例のないことがたくさんあります。
その一つに『子ども×スマホ』について。

かつての時代であれば、『子ども×ゲーム』なんかもよく議論されていましたが、最近では一時期よりも少し落ち着いた印象があります。
ちょうど私もファミコン世代ですから『ゲーム』を持っていない時点で既に『レアな存在』という時代でしたから、子供同士のコミュニティの形成には少なくともゲームというエンターテイメントは必要だったのかなぁと思っています。

しかしここ10年で急速に発達した『スマホ』については、当然にして子供のころからスマホばかりをいじっていた大人は存在しないのです。
最近では、携帯会社のCMで『私たちは、人類で最初のスマホと共に大人になる世代だ』的なキャッチコピーで話題になっていますが、あくまでもこれも高校生や学割対象者の世代です。

モネットスクールのカリキュラム勉強の一環でいろいろと読み漁っているのですが非常に興味深い内容がありましたのでご紹介


情報の取捨選択がスキルになる時代

『情報』『infomation』これが、昔に比べて圧倒的に手に入りやすく、ものすごい量でインターネット空間に放出され続けている時代であることがこのコラムを読むうえで重要なことです。

PCからスマホに移行することで、個人の嗜好性の強い『検索』が行われるようになりました。
この結果、WEBメディアといわれる(メイキーズメディアもその類に分類されます)コンテンツは、嗜好性の高い情報を検索ニーズに合わせて発信し続けています。

ユーザーが、この情報をうまくコントロールできないことで、『間違った判断』『高い価格で買う』など、情報を得られないユーザーが『損』する時代にもなりつつあります。

こういう考え方で進めていくと、人間でいえば、『慎重な人』と『動物的判断で動く人』がいる場合には慎重な人の方が『損』をしない時代であるとも言えます。

膨大で大量の情報をどうやって処理するか?
これを幼児期に育む必要がある。と解釈したのがジョブズの判断だったんじゃないでしょうか。
もちろんこれについては幼児期に限らず、この時代を生きていくうえで非常に重要であるスキルであるわけで、私たち大人も例外ではありません。


ストック&フローの情報の取捨選択

あるコラムでは、筆者はこう説明しています。
『ストックの情報』と『フローの情報』

ストックの情報は、『知識』。というとわかりやすいと思います。ただし、基本的な考え方や、その出来事の背景に何があるなどの学問的に学ぶものを指します。日々変わる出来事ではなく、恒常的に身についた知識のことを指します。

フローの情報は、『変化』
日々刻々と変化していく情報を察知している表面的な情報です。

例)株や為替 

今日の株価はいくらなのか?今日は1ドル100円?
=フローの情報

なぜこの株価が下がったのか、この株が下がることでどのような影響があるか?なぜ円高になったのか?
=ストックの情報

幼児期に必要なのは『ストックの情報』であるという考え方が、このコラムのタイトル『スティーブ・ジョブズが子供にアイフォンを触らせなかった理由』となります。

スマホで得る情報は、フローの情報が圧倒的に多い特徴があります。これはWEB検索サイトのアルゴリズムが持つ固有の変化がそうなってしまうことで、現時点では基本的には間違いないと思います。
そして何と言ってもスピーディーで簡単にすぐに手に入るようになっています。
新聞しかない時代 → ラジオ → テレビ → (ポケベル?) → 携帯電話 → スマホ
フロー情報を迅速に早く伝達し、GETすることこそがこの分野のテクノロジーの進歩でした

一方、フロー情報がすぐに手に入らない場合は、必然的にストックの情報しかありませんから当然これを収集します
ストック情報の代表格が『本』『book』『教科書』です

シンプルにこの情報には形になってしまっているものですから、基本的なことを重点的に置かれています
これを専門的に読み進めることも可能ですし、振り返って読み返すことも可能です

しっかりとした情報社会で『取捨選択』できる人材にするには、この2種類の情報を操る必要があります
大量放出情報時代が来る未来に、しっかりとこの考え方を幼児期からしみこませる必要があるのではないか?と。

結果、『スティーブ・ジョブズが子供にアイフォンを触らせなかった理由』という話になるのでした。

結論

『それでも子どもってスマホ好きやからなぁ・・・』by 南森町のしがない30代の男が考える現実。

前回ご紹介した記事も是非ご覧ください。

《テクノロジーの発展と子育てコラム》

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このコラムを書くにあたって記者が読んだコラム:http://toriaezutori.com/

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