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運動神経の高い子供に育てるための秘訣

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【運動神経の高い子供に育てるには?】

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子供の頃、運動神経の良いクラスメートを見ると「格好いいなあ」と憧れたものですよね。
運動神経の高い子供に育てるにはどうしたら良いのでしょう。
運動神経と遺伝の関係や、具体的なトレーニングメニューなどをご紹介したいと思います。

運動神経は遺伝する?

父親や母親が運動音痴だから子供も運動音痴なのは仕方がない。そんな風に思っている人は少なくありません。
たしかに、オリンピック選手の親もまたアスリートというパターンが多いように、運動神経の良し悪しと遺伝はまったくの無関係というわけではないといえます。
ですが、子供の運動神経が遺伝によって100%決定されてしまうかというと、それは間違いです。
運動神経を司る脳の神経系統は、3歳頃に80%、6歳頃に90%、12歳頃に100%が完成するといわれています。
それまでの間に、神経の発達に合わせた適切なトレーニングを行うことによって、運動神経を伸ばすことは十分に可能なのです。

運動神経を鍛えるには?

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運動神経の向上を促すには、前述の通り、年齢ごとの発達に合わせたトレーニングを行うことが大切です。
では、具体的にはどのようなトレーニングを行えば良いのでしょうか。

0~1歳児

0~1歳児の頃は、まだまだ体の感覚が未発達です。
この時期は、子供が「楽しい」「気持ちいい」と思えるような、五感を刺激する遊びをたくさん取り入れるようにしましょう。
ベビーマッサージや赤ちゃん体操などは、新生児の頃から行うことができます。また、首がすわったらおんぶをしてみる、
お座りができるようになったら指先をつかうおもちゃなどで遊ばせてみるなど、成長にあわせて色んな遊びにチャレンジしてみると良いでしょう。
ベビーカーや抱っこ紐を使って散歩に出かけてみるのも、子供にとって良い刺激になります。
よちよち歩きが出来るようになったら、公園などで思う存分歩かせてみるのも良いですね。

2~4歳児

2~4歳児になると、自分の体を自分自身でコントロールできるようになり、走ったり、ジャンプをしたり、ジャングルジムや木に登ったり……と自由自在に、活発に動き回れるようになります。
この時期は、本人が「やりたい」と思う遊びにどんどんチャレンジさせて、体を動かす楽しさを実感させることが大切です。
特別なことはしなくても、砂場で遊んだり、ブランコを漕いだり、鉄棒やトランポリンに挑戦したり、ボール遊びをしたり……といった他愛のない遊びの中から、
子供たちは運動する楽しさをどんどん吸収していきます。
早期教育目的で、特定のスポーツだけをやらせようと考える親もいますが、いろいろな遊びにチャレンジした子供の方が、結果的に運動神経が高くなるという研究データもあるそうです。

5~12歳児

5歳を過ぎると、集団で行うルールのある遊び・スポーツや、縄跳びや自転車などの道具を使った遊び・スポーツも出来るようになります。
そして、9~12歳頃にかけては運動神経もほぼ完成に近づきます。
この時期にいろんな遊び・スポーツを経験すると、運動神経が偏りなく発達し、どんな動きにも対応できる基礎的な能力を身につけることができます。
また、サッカーや野球など、特化してやってみたい!と思える種目が見つかる時期でもあります。その場合は、地元のスポーツチームなどに所属してみるのも良いでしょう。
それにプラスして、休日にはアウトドアやアスレチックに連れていき、家族みんなで体を動かす楽しさを味わうのも、運動神経の発達に良い影響を与えます。

トレーニングとは思わずに、遊びの中で自然に、楽しく運動神経を伸ばしていけると良いですね!
遺伝だからと諦めてしまう前に、ぜひとも試してみていただければと思います。

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