地震に備えておきたい!子供が居るママ目線からの準備と対策
地震大国・日本に暮らす私たちにとって、地震による災害は決して他人事ではありません。
いざという時に大切な子供を地震の被害から守るためにも、日ごろからしっかり準備と対策をしておきましょう。
地震対策1:家具の転倒を防止する
1995年に発生し5,000人以上の犠牲者を出した阪神淡路大震災では、
建物の中でケガをした人の約半数は、家具の転倒や落下が原因といわれています。
子供はもちろんのこと、大人でも本棚や食器棚、タンスなどの下敷きになると大ケガを負ったり、
最悪の場合は命を落としたりする危険があります。
そうした事故を未然に防ぐためには、転倒防止金具や転倒防止グッズを使って、
床や壁、天井に家具の固定をしておくことが大切です。
また、ベッドや布団の側には大型の家具は置かないなど、配置に工夫をすることも効果的です。
以下に、主な転倒防止グッズをご紹介します。
突っ張り棒
家具の上に突っ張り棒を取り付けて、天井と家具を固定することができます。
家具を傷つけずに、簡単に設置することができるのが利点です。
アスクルなどの通販サイトや100円ショップでも売られており、手軽に購入できるのも魅力の1つです。
ジェル
家具の底面に特殊なジェルを塗布して転倒を防止します。
家具だけでなく、家電製品やパソコン、花瓶などの小物にも使用できるのが便利です。
マット
家具の下にマットを設置することで転倒を防止します。
簡単に設置ができ、取り外しも容易です。
サイズの小さなものは、テレビなどの家電製品や花瓶などにも使用可能です。
地震対策2:棚などの扉を固定する
家具の転倒防止対策と同じくらいに大切なのが、食器棚などの扉の固定です。
家具の転倒を防いでも、扉が固定されていないと、中の食器が飛び出してきてケガを負う可能性があります。
また、床に散らばった食器の破片を踏んでしまい、子供がケガをするケースも少なくありません。
扉に取り付けるだけで地震時の開放を防止できるグッズなども売られているので、ぜひ利用してみてください。
地震対策3:避難セットを準備しておく
あらかじめ避難セットを準備しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
ラジオやサイレンが付いておりスマートフォンの充電もできる手巻き式ライトや、
長期保存が可能な水やカンパンなどの食料、非常用簡易トイレ、防寒や防暑対策に効果を発揮するアルミブランケットなど、
地震対策30点がセットになったものなども売られているので利用すると良いでしょう。
また、小さな子供がいる場合は、上記にプラスして、おむつや粉ミルク、キャンデーやチョコレートなどの甘いものも用意しておくと安心です。
地震対策4:地震対策マニュアルを確認しておく
厚生労働省は大規模災害に備えて地震対策マニュアルを策定しています。
マニュアルの内容は、インターネット上で閲覧することができます。
また、企業や病院、学校、保育園や幼稚園などでも、独自の防災マニュアルを作成している場合が多いので、
実際に地震が起きた時にパニックに陥らないためにも、日頃から国や企業、
子供の通う学校や保育園・幼稚園などのマニュアルをチェックしておくことが重要です。
さらに、家から一番近い避難場所や地震が起きた時の連絡方法など、家庭独自の防災マニュアルを作成しておくと、いざという時に役に立ちます。
電話会社が提供している災害時用の掲示板も、震災直後に安否確認を行う際などには重宝しますので、使い方を確認しておきましょう。
日ごろから地震に対する地道な対策を行っておくことが、防災・減災につながり、自身や家族の命を救うということを覚えておきたいですね。
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