マタニティマークは不快?マタニティマークのメリットとデメリット
妊婦さんが鞄などに付けているマタニティマークとは?
妊娠すると、各自治体などから配布される“マタニティマーク”。
妊産婦が公共交通機関を安全に利用できるよう、周囲に配慮を呼び掛けるために作られたマタニティマークですが、現実にはメリットだけでなく、デメリットを生じてしまうケースもあるようです。
マタニティマークはどこで貰えるの?
マタニティマークを一番手に入れやすいのは、自分が住んでいる区や市町村の自治体窓口です。
母子手帳を受け取る際に一緒に配布されるケースが多いようです。(※自治体によっては配布していない場合もあります)
また、JRの駅舎(無人駅は除く)や、妊婦向け情報雑誌の付録などでも、マタニティマークを手に入れることができます。
「マタニティマークはいつからつけていいの?」という質問もよく耳にしますが、基本的には妊娠をしたら、いつからでも使用して問題ありません。
マタニティマークのメリットとデメリット
先にも書いたように、マタニティマークは妊産婦への周囲の配慮を呼び掛けるために作られたものです。
それだけを聞くと、メリットしかないように思われがちですが、実際にはデメリットの方が多かったという人も少なくありません。
中には、デメリットを被るのが嫌で、マタニティマークをつけるのを止めてしまったという人もいるほどです。
では、マタニティマークをつけることで、どんなメリットとデメリットがあるのでしょう。
実際にマタニティマークを使ったことのある人たちの意見を集めてみました。
マタニティマークのメリット
・『外出中に突然貧血を起こして倒れてしまった時、マタニティマークをつけていたおかげですぐに妊婦と分かってもらえ、適切な処置が受けられた』
・『重い荷物を持って階段を上っていたら、通りがかりのサラリーマンが荷物を運ぶのを手伝ってくれた』
マタニティマークのデメリット
・『マタニティマークをつけていると、わざとお腹を蹴られたりすることがあると聞き、怖くなってつけるのをやめた』
・『ひったくり犯のターゲットになりやすい』
引用元:http://ixil.info/archives/9429
親切を受けたという意見がある一方で、不快な態度を取られたり、最悪の場合犯罪の標的にされてしまったりと、恐ろしい意見も目立ちました。
妊産婦の安全を守るためのマタニティマークが、逆にその安全を脅かすものにもなりかねないというのは、とても悲しい事実ですね。
マタニティマークをつける際に気をつけること
しかし、妊娠したからといって、電車に乗らないわけにはいきません。
今は臨月まで仕事を続ける女性も多く、通勤のためには公共交通機関を利用せざるを得ない、という人も多いのです。
不要な危険を避けるためにも、マタニティマークをつける際には以下のような点に気をつけましょう。
・不妊治療中の女性などからしてみると、マタニティマークをつけた女性は嫉妬の対象にもなり得るため、そのような感情を持つ相手もいる、ということを頭においておく。
・ずっとつけっぱなしにするのではなく、体調の良い時はバッグの中などに入れておき、お腹が張りやすい時や、人混みなどで身の危険を感じる時にだけ、人目につく場所に出すようにする。
自分と赤ちゃんの安全を守るためにも、その時々のシチュエーションに合わせて、マタニティマークを上手に活用していただければと思います。
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