突然クラリ!産後のめまいの対処法
出産を終えてさあ、育児を頑張ろう!という時期。そんな時期にめまいなどを感じることはありませんか?
実は、この産後に体調不良を訴えるママは少なくありません。今回は産後のめまいについて頑張って吾輩がまとめてみました。
【産後のめまいの原因】
妊娠~出産は女性の体に思った以上に負担がかかります。
出産には大量の出血が伴い、長時間の陣痛で体力が消耗しますが、出産後は体が産前の状態に急激に戻ろうと変化をします。
産後6~8週間はこの変化が顕著に見られ「産褥期」ともいいますが、この期間中は特にめまいや貧血といった症状を訴えるママが沢山おり、下記のような原因が考えられます。
■出産時の出血が原因
可愛い我が子に会いたい一心であまり自覚はありませんが、実は分娩の際はかなりの出血を伴っています。
私自身、血が出たなという感覚はなかったのですが、出産に立ち会った夫が「沢山血が出ていてびっくりした!」と言っていたので母子手帳を見てみたら、370ccの出血量でした。
多かれ少なかれそのくらいの量は出血すると思いますので、その影響で鉄分が不足し貧血気味になってしまうのですね。
■授乳
赤ちゃんの成長に欠かせない母乳はお母さんの血液で出来ています。特に完全母乳で育てているお母さんは、母乳で血液の主成分である鉄分が使われてしまうので、貧血になりがちに。
■睡眠不足
赤ちゃんが生まれると、それまでののんびりした妊娠生活が一変!24時間育児に追われ、お母さんの休む暇もありません。特に、生後3ヶ月くらいまでは夜中の授乳回数も多く、お母さんは寝不足になります。
長期間の睡眠不足は慢性的な疲労だけではなく、低血糖を引き起こすので、めまい、立ちくらみ、貧血の原因に。
■自律神経の乱れ
自律神経には、活発に活動している時に働く「交感神経」と、リラックスしている時に働く「副交感神経」とがあり、それらがうまくバランスをとることで体調を保っていますが、産後は慣れない育児とまだまだ小さい赤ちゃんに気が張っているため、交感神経が働きすぎた状態です。
このような自律神経の乱れはめまいの原因に直結するのです。
【めまいや貧血の対策】
産後、めまいや貧血の症状を感じたら、以下のポイントで対策を行いましょう!
■時間を見つけて休みましょう
寝不足やストレスには休むのが一番!
育児に家事にといそがしいママですが、時間を見つけて眠るようにしましょう。
一番いいのは、赤ちゃんと一緒に寝てしまうこと!昼間でも家事は後回しにしてなるべく眠ってしまうようにしましょう。
■鉄分を積極的にとりましょう
血液不足には食事に気をつけることが一番です。血液の材料になるような、鉄分・タンパク質・銅・ビタミンB・葉酸などを積極的に摂るようにしましょう。緑黄色野菜やレバー、魚類、肉類、ひじきなどの海藻類がお勧めです。
かといって、ゆっくり料理をしている時間がないのも事実……そんな時はサプリメントも有効ですし、病院で鉄剤を処方してもらうことも可能ですので活用しましょう!
■ストレス解消を
自律神経の乱れの原因はストレスも大いに関わってきます。なるべくストレスをためないように、赤ちゃんと一緒にお散歩に行って気分転換をしたり、たまにはパパに育児をお願いして美容院に行ったり、ストレスをためないようにしましょう。
私は、モヤモヤした時などはTwitterに弱音を吐いたりしていましたが、吐き出すだけでも結構楽になったのを覚えています。
■パパを育児に参加
自分が休むためにも、パパを育児に参加させましょう!最初はとまどっていたパパも、何度か練習を重ねるうちに上手に育児ができるようになってきますよ。
パパの育児が上手になるまではママのサポートが必須ですが、その際は決してけなしたりしないこと!「上手じゃん!」と褒めて褒めて、「●●もパパにやってもらって嬉しいね~」と上げて上げて、育児も楽しいなって思わせるようにしましょう。後になって絶対に役に立ちますよ。
【こんな症状だったら要注意!】
以上、めまいや貧血の原因と対処についてまとめましたが、めまいに加え、バクバクするほどの激しい動悸、息切れ、吐き気といった症状がある時は迷わず病院に行きましょう。不整脈や自律神経失調症、甲状腺の異常といった可能性もあります。
また、産後1年以上経っても体調不良が続く場合も受診することをお勧めします。
小さな赤ちゃんの育児期間中は何よりお母さんの体が資本です!
うまく休憩しながら育児をしていきましょう!
以上!吾輩レポートでした♪
↑いいねすると、メイキーズのお得情報が届きます!