赤ちゃんのワクチン接種、接種前・接種後に気を付けておきたいポイントまとめ
赤ちゃんへのワクチン。接種前後に気をつけておきたい事
赤ちゃんのお世話をしていてお母さんの頭を悩ませるのが、ワクチン。
接種の数も沢山あるし、スケジュールもややこしいし、そもそもまだまだ小さい赤ちゃんにワクチンなんて!と、お母さんは心配になってしまいますよね。
今回は、赤ちゃんのワクチン接種を心おきなくできるように、接種前・接種後に気を付けておきたいポイントをまとめたいと思います。
【接種前に気を付ける事】
■赤ちゃんの体調
ワクチン接種前に気を付けることは、何といっても赤ちゃんの体調。以下のポイントに気を付けてチェックをしてみましょう。
・熱
接種前は必ず熱を測ります。接種会場では必ず測ることになりますが、家でも測っておくと熱があってどっちみち予防接種を受けられないのに会場に行ってしまう手間を省けます。
ちなみに、37.5度以上ある場合は予防接種を受けることができません。
・機嫌
予防接種を受ける朝は赤ちゃんの機嫌に注目しましょう。体調が悪かったり熱があるときはグズグズと機嫌が悪いものです。
・食欲
食欲、赤ちゃんのミルクの飲み具合も赤ちゃんの体調の善し悪しをみる重要なポイントです。
いつもよりミルクの飲みが悪く、元気がないなと思ったら問診の際に先生に聞いてみるといいでしょう。
・うんちの様子
赤ちゃんのうんちの様子もチェックするといいでしょう。緑、黄色、茶色のうんちは心配ありません。また、おしっこの色もどうようにチェックしましょう。
うんちやおしっこの回数は日ごろから数えておくと極端に少なくなった時にわかりやすくなりますよ。
・肌の色など全身のチェック
着替えの時やオムツ交換の時など、肌の様子や全体の様子を見て、「おや」と思ったら接種前の問診の時に先生に聞いてみるといいでしょう。
また、鼻水や咳が出ている時にワクチンを受けても大丈夫なのか、悩みますよね。
基本的には、熱もなく、元気な状態で鼻水や咳が出ているだけだったら、ワクチンを接種しても大丈夫なようです。
もう少し大きくなって保育園に行くようになると、本当にしょっちゅう鼻風邪を引くようになるのでお母さんも慣れてきますが、赤ちゃんのうちは心配ですよね。念の為、接種前に先生に聞いてみるといいでしょう。
■食事の時間
食事はワクチン接種の30分前に済ませるようにしましょう。
特に、ロタウイルスは口から飲むタイプの経口ワクチンです。接種直後に吐き出してしまうとやり直しになるので、注意しましょう。
【接種後気を付ける事】
・安静に
接種後30分間はアナフィラキシーショックを起こす可能性が高い時間帯で、接種会場や病院の待合室で待機するよう保育士や看護師からもそのような案内があります。
その後も過度の運動は避け、おとなしく過ごすようにしましょう。公園などに寄らずにすみやかに家に戻ることをおすすめします。
・飲食は30分経ってから
接種後にすぐに飲食をしてしまうと、万が一吐いてしまった場合に、それがワクチンの副反応なのかどうかがわからなくなってしまいます。
飲食をする場合は30分程度おいてから行うようにしましょう。
・お風呂は入っても大丈夫
けっこう悩むのがお風呂ですが、実は接種した当日はお風呂に入っても大丈夫なんです!
昔はお風呂に入ってはダメと言われていましたが、それはお風呂が家になく銭湯に主に通っていた時代の名残から言われていたもので、現在はお風呂場の衛生環境も格段によくなったのもあり、発熱などしていなければお風呂に入ってもいいとされています。
ただし、長湯は禁物!さっと入ったら出るようにしましょう。また、接種した患部はこすらないように洗いましょう。
・ワクチン接種後に発熱した!
接種後に気をつけるポイントをご紹介しましたが、ワクチンを打ってから発熱することは実はよくあります。
ワクチンを打って変な病気にかかったんじゃ!と心配になりますが、予防接種後の発熱も風邪の発熱と対処法は変わりません。38度を超えてぐったりと元気がないようでしたら受診した方がいいですし、熱があってもミルクもちゃんと飲んでいておしっこも出ており、機嫌がそんなに悪くないようだったら心配はないでしょう。
異物を体内に入れて免疫を作るのが予防接種の役割です。熱が出るというのは、それだけ体が反応して頑張って免疫をつけようとしていること。
【赤ちゃんの様子を観察しましょう!】
以上、赤ちゃんのワクチン接種の際に気をつけるポイントをご紹介いたしました。
接種前は赤ちゃんの体調が悪くないかしっかり観察することが大切で、接種後は安静に、が基本です。
お母さんの勘は当たることが多いです。「おかしいな」「予防接種、大丈夫かな」と思ったら遠慮しないで先生に聞くようにしましょう!
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