赤ちゃんの機嫌が悪いのはもしかして病気?原因と対処法まとめ
赤ちゃんがグズグズグズグズ……機嫌が悪い時、もしかしたら何か病気では?と心配するお母さんも多いと思います。
実際、ミルクの時間でもなく、オムツもぬれていなく、たそがれ泣きの時間帯でもないのに機嫌が悪い時は、体の不調を赤ちゃんが訴えてるなんてことも!
今回は、赤ちゃんの機嫌が悪い時に考えられる病気と見極めのポイントについて吾輩はまとめてみたいと思います。
【チェックポイント】
赤ちゃんの機嫌が悪くて何か病気かな?と思ったときに、病院に連れて行くべきか、様子を見るべきか悩みますよね。
まずは赤ちゃんの様態のチェックポイントと、病院に連れて行く目安をご紹介いたします。
・顔色
赤ちゃんでも体の調子は顔に出るもの。お母さんが赤ちゃんと顔を合わせた時の印象がとても大切です。
顔色が青く生気がない時はすぐに病院に行きましょう。逆に熱があっても肌にハリとツヤがあるときは緊急性は低いと言えます。
・便の状態
たとえ下痢でも食欲があり、赤ちゃんの体重も増えているようでしたら緊急性は低いでしょう。
頻繁に泣いて血便が出たり、脱水症状による白っぽい下痢でしたら急いで病院に行きましょう。
ただ、下痢は続くと脱水症状を引き起こすので、受診はした方がよいですね。
・泣く様子
大声で泣いたり、抱っこすると泣きやむ場合は様子見で大丈夫ですが、激しく泣きやまない時は痛みを伴う病気の可能性があります。
また、ほとんど泣けずにぐったりしている時は緊急を要する病気のことも。そのようなときはすぐに病院に行きましょう。
・熱がある時
熱 が38度くらいあってもミルクをよく飲み、比較的ケロっとしていればまだ安心ですが、微熱でも吐いてしまったり機嫌が悪ければ病院に連れて行きましょう。
また、発熱時や下熱後に発疹が出たり、生後3ヶ月までの赤ちゃんで38度以上の熱が出た場合も病院に行くのがベストです。
熱もあり、おしっこが出なかったり水分がとれないなどといった場合は急いで受診しましょう。
以上、病院に行く目安を簡単にご紹介しましたが、やはり、普段から赤ちゃんの様子をチェックしておくことが大切です。
・便の回数や頻度、色や柔らかさといった状態
・元気な時の平熱
・ミルクの飲む量や頻度
を頭に入れておきましょう。
泣き声の変化を感じ取ったり、お風呂を通して赤ちゃんの全身チェックを心がけると、小さな変化にも気づき、病気の早期発見にもつながります。
【赤ちゃんの機嫌が悪い時の考えられる原因】
赤ちゃんの状態と病院に連れて行く目安をご紹介しましたが、なんとなくグズグズと機嫌が悪い時はこのような原因が考えられます。
・中耳炎
耳と鼻をつなぐ管に「耳管」というものがあります。赤ちゃんの耳管は大人に比べて太く短く水平になっているため、鼻水が耳の方に流れやすく、それが炎症して中耳炎になりやすいのです。
特に赤ちゃんは鼻水を自分で噛むことができないので、いつまでも鼻水が鼻にたまってしまうのですね。
赤ちゃんが風邪をひいている時や、風邪をひいた後などは中耳炎の可能性も高いので、病院に行って先生に耳の中を見てもらうといいでしょう。
中耳炎は耳鼻科ですが、小児科の先生でも耳の中を見てくれたりお薬を出してくれたりするので、聞いてみるといいですよ!
・便秘
赤ちゃんのお腹のトラブルでよくあるのが便秘です。
1日数回便をしていた赤ちゃんも、月齢が高くなるにしたがって回数が減っていき、1日1回の便になってきます。
赤ちゃんは離乳食が始まったり何かのタイミングで便秘にもなりやすく、例えば3日に1回しか便が出なくても沢山出ているようであれば問題はないようです。ただ、溜まってしまうと便が硬くなって余計出づらくなり、お腹の張りにつながって赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまうのでね。
「ウンチが出てないな」と気づき、お腹のマッサージなどをしてみても出ない場合は、病院に行って相談してみましょう!
【お母さんの勘は当たる】
赤ちゃんの機嫌が悪い時、病院に行く目安やよくある原因などをまとめてみましたが、「あれ、ちょっとおかしいな」という、お母さんの赤ちゃんに対するセンサーはよく当たるようです。
24時間、365日赤ちゃんと一緒にいるお母さんだからこそ感じる勘なのでしょうね。
その勘を信じ、「おや」と思ったら病院に行ってみるのがいいのでしょうね。
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