赤ちゃんの運動遊び。無理をさせない運動のさせ方について
愛しい自分の子供だからこそ、「こんな子に育ってほしいな」
っていうものは誰しも持っていると思います。
生まれるまでは「丈夫に生まれてきてくれさえすればいい」
と思っていても、だんだん大きくなってくると欲が出てくるわけで(笑)
特に、私は運動神経が悪かったので、運動神経が良く、
体育の時間などに注目されるような子になるといいなあ、
なんて思ったりもいています。
知能を育てる「知育」という言葉はよく聞きますが、
赤ちゃんの運動神経を育てるような運動はあるのでしょうか。
今回は、赤ちゃんの運動遊びについて、
また、無理のないやり方についてまとめてみたいと思います。
【赤ちゃんに運動? やるとしたらいつから?】
赤ちゃんは、
首が据わる→寝返り→ハイハイ→お座り→つかまり立ち→一人歩き
というように、生まれてから1歳を過ぎたあたりまでで、
劇的に運動能力が進化します。
生後4ヶ月くらいになると首が安定しはじめ、
首据わりまであと一歩!このくらいの時期から、
首から腰にかけて筋肉トレーニングをし、
首据わりを促進させてあげるのもいいでしょう。
■首据わりトレーニング
赤ちゃんを1日に数回腹這いにし、
首の回り・お腹・背中の筋肉を発達させましょう。
今まで仰向けにしか寝ていなかった赤ちゃんが腹這いになると、
お母さんの姿を探すために顔を上げようとします。
この顔を上げるという行為を通じて、首や背中、
腰回りの筋肉がついてくるのです。
本当にはじめは驚いて泣き出してしまうかもしれませんが、
数分ずつから始め、慣れてきたら時間を延ばしていきましょう。
※この時の注意点
あまり首の筋肉が発達していないと、頭を支えられず、
床に顔を打ちつけてしまいます。やる場合は、
打ち付けても痛くないマットやベッドの上でやるのがいいでしょう。
また、腹這いにしたまま目を離してしまうと、
布団に顔を押し付けて窒息してしまう可能性があります。
たとえ少しの間でも目を離さずに、
赤ちゃんの様子をしっかり観察しましょう。
首据わりトレーニング以外にも、
赤ちゃんの運動神経を鍛える遊びをご紹介いたします!
育児に余裕があるときなど、無理せずやってみてください。
■毛布でブランコ
大きい毛布に赤ちゃんを寝かせ、
お父さん・お母さんが両端を持ち上げてユラユラと揺らします。
まるで赤ちゃんがハンモックに寝ているよう。
動きに対して赤ちゃんは自分で姿勢を保とうと頑張るため、
バランス感覚を養うことができます。
■たかいたかい
平衡感覚を養うことができます。
まだ慣れない時は、お母さん・お父さんと目線を合わせるように
ゆっくりやってあげましょう。
ついつい楽しくなって激しくなってしまいますが、
赤ちゃんの様子を見ながらやりましょう。
■馬乗り
お母さんが四つん這いになってお馬さんに。
赤ちゃんはうつ伏せに近い状態にさせ、背中に乗せます。
赤ちゃんは不安定な状態で自らバランスをとるので
平衡感覚や運動感覚を養うほか、
繰り返すことで腰や背中に筋肉がつきます。
初めの方はうまくできず落ちそうになってしまうので、
お父さんに支えてもらうようにしましょう。
【ハイハイの時期の運動も大切】
ハイハイを活発に行う時期、
生後8ヶ月~10ヶ月頃は赤ちゃんの脳内のシナプスが沢山作られ、
脳が最も成長する時期と言われています。
この時期は特にしっかりと赤ちゃんを運動させ、
赤ちゃんの可能性を引き出しましょう!
■たくさんハイハイを
ハイハイやずりバイは、
自分の体の重さを手で支えバランスをとるので赤ちゃんの体幹を鍛えます。
思う存分ハイハイをさせてあげましょう!
住居スペースにもよりますが、
サークルなどで区切って赤ちゃんの行動範囲が限られてしまうと、
運動の機会も減ってしまいます。
ハイハイする時期に入る前に家具の置き場所を工夫して、
赤ちゃんが沢山ハイハイできるスペースを作ってあげるのがお勧めです。
難しいようでしたら、児童館などの広い場所に遊びにいくのもいいでしょう。
■くぐる運動も
くぐる行為は赤ちゃん自身が自分の大きさを知り
ボディイメージを高めることにつながります。
お母さん足でトンネルをつくるなど、
くぐる遊びを取り入れるのもいいですね。
■上り下り
この時期は段差があってものぼりたくなる時期。
のぼったら、「お尻から下りようね」といったように、
上手に下りれるように促してあげましょう。
【無理なく、赤ちゃんのペースで】
赤ちゃんの運動神経を高めるための遊び方をご紹介させていただきました。
でも、これをやらなかったからといって、
大きくなった時に運動ができなくなるというわけではありません!
大切なのは、赤ちゃんもお母さんも楽しむこと。
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