赤ちゃんがハイハイしないけどこれって大丈夫?心配なママへ
赤ちゃんがハイハイしないけどこれって大丈夫?
赤ちゃんのお世話をしながら
日々赤ちゃんの成長を感じているママさん。
その中で赤ちゃんがハイハイしないことを心配に思っているママも実は多いと思います。
結論からいいますと赤ちゃん、その子その子の個性があるので心配はいりません。
ハイハイをしないで歩き出してしまう赤ちゃんも多くいます。
ハイハイをしているところが見たかったというママもいるかもしれませんね。
それでもやっぱりハイハイのこと知っておきたいママのために解説します。
赤ちゃんはどれくらいからハイハイするのでしょう?
赤ちゃんがハイハイを始めるのは赤ちゃんによっても個人差があります。
早い赤ちゃんだと首がすわって寝返りができ4、5ヶ月ごろからハイハイをはじめる早い赤ちゃんもいます。
おおよそですが、10ヶ月ごろまでには多くの赤ちゃんがハイハイできるようになっているといわれています。
ですが先ほども述べましたようにすべての赤ちゃんがハイハイをするわけではないのです。
10ヶ月でハイハイができなくても焦ることはないです。
もっと遅くからハイハイをはじめる子もいれば、ハイハイをせず、伝え歩きやそのまま歩き出す子もいます。
また、ハイハイをしないまま歩きだすことに問題はありません。
ハイハイはどんな種類があるの?
ハイハイには大きく分けて4つあります。
・「ずりばい」 床にお腹より下の下半身をつけてずりずりとハイハイします。
・「よつばい」=床に手のひらと膝をつけてハイハイします。
・「ひじばい」=左右のひじを床につけて、腕の力だけでハイハイします。
・「高ばい」=床にひじやひざをつけず腰を高くあげ4足歩行のようにハイハイします。
など色々ありますが、はって移動ができることが「ハイハイ」です。
また「シャフリングベビー」といったハイハイをせずに座ったまま移動する赤ちゃんもいます。「シャフリングベビー」をする赤ちゃんにびっくりするママもいるかもしれませんが正常に発達する子がほとんどだといわれています。
それでもハイハイしないのが心配な場合チェックしたいこと
■赤ちゃんがハイハイしない原因として考えられるのは
・腰のすわりがまだ安定していない場合
・筋力がまだ発達していなくて弱い
・股関節脱臼
などが考えられます。
股関節脱臼はごくまれにですがあるようです。
脚の付け根の関節がはずれる病気です。
乳児の股関節脱臼は発見が難しく、医師でも診断に時間がかかるそうです。
気になった場合は小児科の先生に相談してみましょう。
また、両手、両足の筋肉だけでなく体全身の筋肉がハイハイできるほど発達していない場合は体重の方が重くハイハイの姿勢をとることがまだできません。
発達段階で、次のようなことがあれば小児科を受診してください
追視(対象物を目で追うしぐさ)がない、呼びかけに対する反応が薄い、1歳過ぎても寝返りやずりばいをしない、おすわりが不安定で支えがないと倒れてしまう
といった場合は、医師に相談し、診断を受けてください。
ハイハイは練習させた方がいい?
ママはつい「ハイハイの練習をさせた方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、必要ありません。
赤ちゃんが他の方法で移動している場合などはそのままでいいでしょう。
ですが「ハイハイしたい!」と赤ちゃんが思うようにするコツはあります。
ハイハイは、筋肉が発達してきてできるようになるのですが、赤ちゃんの意欲も必要です。赤ちゃんが、「動きたい」「あっちへ行きたい」と思うように刺激してみる方法もあります。
■ハイハイを促すための方法
・ママが少し離れたところから呼びかけをする
・足の筋肉をつけるために足の裏を押して蹴りだす力の練習をする
・好きなおもちゃを取りに行きたいと思わせるようにおもちゃを離れたところに置く
・床の障害物を少なくスペースを広くとり、安全に動けるようにする
・同じくらいの月齢の赤ちゃんと遊ばせる
・ママがなんでも先まわりしすぎない
といったような赤ちゃんがハイハイしやすかったり、したくなる方法がありますよ。
赤ちゃんそれぞれの個性とペースがある
ママにとって赤ちゃんの発育や発達は毎日見ているだけについ心配になりますよね。
気になったり悩んだりすることもあると思いますが赤ちゃんそれぞれに個性がありペースも様々。
のんびり赤ちゃんもいれば、びっくりするくらい早い赤ちゃんもいて、みんな違うのです。
たとえのんびり赤ちゃんだとしても、ゆっくりですがそのうち追いつきます。
ほとんどが心配ない場合が多いでしょう。
ハイハイは全ての赤ちゃんがするというものでもないですし、発達が順調なら問題ありません。
ママが焦ったり心配せず、赤ちゃんのペースを見守ってあげてくださいね。
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