赤ちゃんのぐずりにはちゃんと理由があるの知ってました?
グズグズ赤ちゃんにはちょっとイライラ…
ごきげんでニコニコの赤ちゃんは本当にかわいくてつい目を細めてしまうけれど、グズグズが始まって何をしてもおさまらないとお母さんもちょっとイライラ……でも、赤ちゃんがぐずるのにはやっぱり理由があります。
それを解消してあげればまたニコニコ赤ちゃんにもどってくれるはず。
今回は、赤ちゃんのぐずりの理由と対策についてまとめてみました。
精神的に不快を感じている場合も
赤ちゃんがグズグズと泣いてしまうとき、肉体的な原因(空腹、おむつが気持ち悪い、暑さや寒さ、痛みやかゆみ、病気の前ぶれなど)よりは精神的な原因の方が多いかもしれません。しょっちゅう泣かれると大変だとは思いますが、泣いているのに長時間放置してしまうと、赤ちゃんとお母さんの信頼関係がくずれてしまう可能性があります。
肉体的に不快なとき、赤ちゃんはかなり大きな泣き声で訴えてきて、不快さが改善されるとすぐに泣きやむ場合が多いようです。
一方、いつまでもぐずり続ける場合は何か精神的に不快を感じているのかもしれません。たとえば、3ヶ月くらいまでの低月齢の子であれば、子宮の中の環境と外があまりにも違うため、うまく適応できないという理由のときがあります。
この場合は、暗くて温かく、静かで、体をしっかりと包んでくれていた子宮の環境を再現してあげることで安心して寝てくれたりします。バスタオルやおくるみで上半身をきつめに巻いて抱き、暗く、静かにしてあげてください。
また、子宮にいるときには羊水の中でゆらゆらと揺られ、お母さんの心音が心地よく響いていました。ですので、優しく揺らしてあげたり、心音に似た音を聞かせてあげたりするのも効果があります。
たとえば、口で出す「シーッ」という音、ドライヤーや換気扇、放送の終わったテレビの「ザーッ」という音などは心音に似ているため赤ちゃんが泣きやんだという報告があります。
また、胎内音が出るおもちゃも販売されていますので使ってみるのもよいかもしれません。
「寝ぐずり」のときには
2ヶ月から2歳くらいまでは「寝ぐずり」という状態になってしまうことがあります。これは寝入るときや目覚めてすぐの半分寝ぼけた状態のときにぐずってしまうものです。
「どうして眠いのに素直に寝ないの?」と思ってしまいますが、乳幼児は「眠りに落ちる瞬間をこわいと思う」とも言われており、しっかり抱いていてあげたり、手をにぎっていてあげたりすると安心して泣きやむ場合もあるようです。
寝ぐずりのときには頭全体が温かくなっているのですぐ分かります。もうほとんど寝かかっているので、抱いてあげて背中を優しくさすったり、揺らしてあげたりすればほどなく眠ってしまうでしょう。
気づきにくい原因
肉体的な不快の中でもなかなか気づいてあげられにくいものもあり、これを解消しなければ赤ちゃんは泣き続けてしまうかもしれません。たとえば、虫刺されや湿疹、おむつかぶれ、歯の生え始めの際などのかゆみです。
また、耳の掃除が不十分でかゆいのかもしれません。赤ちゃんは自分でかくことができないので不快に感じ、泣いてしまうときがあります。かゆいところに手を近づけるしぐさをしているかもしれません。
よく注意して見て、冷やしてあげる、ベビー用の歯ブラシで軽くこすってあげるなどの対策をとってあげてください。湿疹などのかゆみの場合、緑茶をぬるとおさまることがありますが、このときには無農薬のものを使ってあげてくださいね。
おわりに
毎日子育てお疲れ様です。
低月齢の赤ちゃんの場合、ぐずりは心地よかった子宮の中の環境を恋しがっている場合が多いのかもしれませんね。
まだ外の世界へ出てきたばかりの赤ちゃん。しばらくは子宮の中のような状態を作ってあげて安心させてあげることも必要なのかもしれません。
また、お母さんのイライラを赤ちゃんが敏感に感じ取ってぐずるときもあります。やはり精神的にも深くつながっているからなのでしょうね。
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