赤ちゃんの黄昏泣き、どうすればいいの!?誰もが通る道
忙しい夕方になるとなぜか泣き始める赤ちゃん
赤ちゃんが夕方になると決まって泣き始める「たそがれ泣き」。家事で忙しい夕方に毎日のように原因もわからず泣かれると、「いつまで続くの?」とお母さんもつらい気持ちになってしまいますね。
今回は、たそがれ泣きのストレスを回避するために原因や対策についてまとめてみました。
たそがれ泣きの時期と原因
たそがれ泣きが始まるのは早い子では2ヶ月くらいからといわれますが、もっと早い子もいるようです。おむつもきれい、おっぱいもあげたばかりで、体調が悪いわけでもなさそう……と、原因がよく分からないのに毎日のように続くのが特徴です。
たそがれ泣きをする赤ちゃんは成長が順調であるといわれ、4~5ヶ月くらいになるとおさまる場合が多いようです。
原因としては、日中の外出や普段とは変わったことがあった場合などに疲れてしまい、それが夕方に出てくる、暗くなってきたり、お母さんが忙しくなってそばを離れたりするので寂しくなる、天気が悪い場合気圧の変化を不快に感じる、などがきっかけになっているようです。
まれに、疝痛といっておなかが痛い場合もあるようですが、このときには赤ちゃんは足をおなかの方に引き付けるようなしぐさをすることが多いようです。おなかにガスがたまって苦しい場合もありますので、これが疑われる場合にはおなかを優しく「の」の字を書くようにマッサージしてあげるとガスや便が出るので楽になるようです。
こんな対処法をやってみましょう
赤ちゃんが泣くのは、基本的にお母さんを求めてのことです。まずは抱っこしてあげ、疝痛が疑われるようなら優しくおなかをさすってあげてください。疝痛でない場合にも、これで落ち着く子もいるかもしれません。
とはいえ、夕方はお母さんも忙しい時間帯です。どうしても手が放せないときにはまず声だけでもかけてあげて、手が空いたら抱っこしてあげてくださいね。
赤ちゃんを常に抱いて子育てするような文化の地域には、たそがれ泣きはないといわれています。ちょっと大変なのですが、首がすわった子であればスリングや抱っこひもを使えますし、おんぶもできます。
まだ首のすわらない子であれば、「夕方には泣くもの」と思って早めに家事をすませて、夕方は赤ちゃんにつきあって気分転換に窓の外の景色を見せたり、外に出てみたりするのもいいですね。
ほかにもこんな対処法が
- 赤ちゃんの好きな音楽をかけたり、歌を歌ってあげたりすると泣きやむ場合もあります。
- 離乳食が始まっていてよく食べる場合、早めにあげても大丈夫です。お風呂が好きであればこれも早めに入れてあげるとよいでしょう。
- 胎内音や、それに近い音を聞かせると落ち着く子が多いようです。胎内音のmp3ファイルがダウンロードできるサイトなどもあるので、活用してみてはいかがでしょうか。
- 上半身をバスタオルやおくるみなどで固めに巻いてあげると、胎内にいたときの体勢に近くなり、心地よくなって泣きやむ場合もあるようです。
- ベビーマッサージをしてあげるとよく寝てくれるという声も多く聞かれます。やってあげるお母さんも赤ちゃんと触れ合うことで癒され、リラックスできるのでおすすめです。
- お母さんが「何とかしなくちゃ!」とあせると、その不安な気持ちが伝わって赤ちゃんがよけいに泣くことがあります。「小さいんだからしょうがない」と割り切って優しく接してあげてくださいね。
おわりに
毎日子育てお疲れ様です。
赤ちゃんが泣くと、お母さんも悲しくなってしまいますよね。そんな状況が毎日同じような時間に起こるたそがれ泣きは本当に大変です。
でも、たそがれ泣きは順調な成長の証拠でもありますし、必ずおさまるものです。ネットを検索すると先輩お母さんたちのさまざまな対処法がたくさん出てきますので、自分の赤ちゃんに合いそうなものを試してみるとよいかもしれません。
そして、周りの方にも協力を求めてお母さんのストレスを減らし、余裕をもった接し方ができるようにしていきたいですね。
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