免疫力アップ!?赤ちゃんの動物園デビュー
吾輩であるw
まだまだ寒い日は続きますが、いい天気が続いて太陽がまぶしい綺麗な青空の日はお出かけをしたくなってしまいますね!
赤ちゃんとのお出かけも、近くの公園や近所を散歩するだけではなんか物足りない!そんな時はちょっと遠出でもいかがでしょうか?
そういえば、「赤ちゃんを動物園に連れて行くと免疫力がアップする」って話、聞きませんか?親戚や義両親に言われたって人もチラホラと見かけますが、今回は、赤ちゃんと動物園についてまとめてみたいと思うが如何であろうか!
【動物園につれていくと免疫力がアップする?】
■言われるようになったきっかけ
「赤ちゃんを動物園に連れて行くと免疫力がアップする」という話を聞きますが、どうしてそのように言われるようになったのでしょうか?
きっかけは、2008年にNHKで放送された「NHKスペシャル 病の起源 第6章~アレルギー2億年目の免疫異変~」と言われています。
そのテレビ内で、南ドイツで行われた実験で、農家とそうでない家の子供を調べたところ、農家の子供はそうでない子供に比べ、花粉症と喘息になる率が低いという結果が出ました。
その農家の子供だけではなく家畜を飼っている子供も同じように花粉症と喘息の発症率が低く、免疫力が高かったそうです。
それで調査をしたところ、家畜の糞に含まれる大腸菌中の「エンドトキシン」という成分が関係していることがわかりました。
細菌成分であるエンドトキシンに乳幼児期中にある程度触れていないと、免疫機能が成熟されずにアレルギー体質になってしまうのだとか。農家や家畜を飼っている家庭の子供は、動物の糞を通じて適度にエンドトキシンに触れる機会が多かったので、花粉症や喘息になる割合が低かったのですね。
要は、家畜の糞に触れる機会が少なくなった現代社会がアレルギーを生んでしまったということです。
■信憑度は?
その番組をきっかけに「赤ちゃんを動物園に連れて行くと免疫力があがる」と言われるようになったようですね。動物園には動物たちの糞があるので、空中に舞った菌に触れる機会もあるようですが、信憑のほどはいかに!?
専門家の意見によると、「時々動物園に遊びにいく程度では免疫力を高めることにはつながらない」そうですが、別の実験では犬と暮らす赤ちゃんはそうでない赤ちゃんに比べて、生後一年間に風邪を引いた回数が少なかったという結果も出ていることから、やはり動物の菌に適度に触れて生活をすることは、赤ちゃんの免疫力をアップさせる手助けになるのではないでしょうか。
動物園にこまめに行くのはもちろん、動物園と言わずとも自然の多い公園に行って土遊びをしたり、芝生に寝転がったり、ペットを飼ったり……自然や動物に触れることで体が丈夫になっていくのでしょうね!
【動物園デビューはいつから?】
では、動物園デビューはいつからが可能なのでしょうか?
生後1ヶ月以降は、徐々に外に連れて行ってもOKとなっていますが、外に慣れてきた3ヶ月くらいになれば連れて行っても大丈夫でしょう。
ただ、長時間の外出はやはり赤ちゃんも疲れてしまうので短時間がいいでしょう。大きい動物園というよりも、無料で県や市が提供しているような、公園でちょっと動物が触れたり見れたりできる程度の場所へ行って、赤ちゃんの反応を見てみるのもいいですね。赤ちゃんが楽しそうであれば、お昼も食べられるような大きい動物園に行くといったように、段階を踏んでもいいでしょう。
■赤ちゃんが動物を楽しむのはいつ?
これは個人差がありますが、絵本などで動物を見て、興味を持つようになったら動物園に行っても楽しんではくれるのかなと思います。
友人の息子は、絵本を楽しむのも動物を認識するのも遅かったので、動物園に行ったのは1歳半くらいでしたが、友達の女の子などは1歳くらいから動物園に行っていて楽しそうでした。2歳近くなると動物の檻の前を陣取り、動物が来るたびに「きゃー」と喜ぶくらい楽しんで貰えるんではないでしょうかw
【何事も経験が大切】
以上!
今回は比較的真面目に吾輩は、赤ちゃんの免疫力と動物園デビューについてまとめましたが、適度な菌に触れたり実際に動いている動物を見に行ったり……五感で見て触って感じる経験が何事にも大切なんだなぁと思いました。
赤ちゃんは動物園に行ったことを覚えていないと思いますが、親子での大切な思い出にはなりますし、そこで触れたものや経験したものは、赤ちゃんが育っていくうえでの礎になるのですね。
楽しい動物園デビューができるといいですね!
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